メインリレー

メインリレー

車の電気系統には数多くのリレーが使用されており、不具合が出た場合にはリレーの接触不良も考えられる原因になることがあります。

リレーの中でもメインリレーが故障するとエンジン始動ができなくなるのです。キーを回してエンジンを掛けようとしてもかからない場合、メーターに注目してみると、症状が出た場合は警告灯が点灯しない場合があります。メインリレーの不良が考えられる症状です。

今回の車はメインリレーを外したら、かなりの腐食が見られ、動作不良を起こしていたと考えられました。部品を交換してみるとすんなりエンジンがかかり、問題なく走行も出来たので修理が完了です。

年式的にも10年以上前の車ですから、どこが壊れてもおかしくはなく、今まで壊れなかったのが不思議なくらいです。燃料ポンプも燃料タンクの中に入っているタイプがありますが、長年ガソリンの中にもぐっている状態が続いているのに腐食しないのはすごい事です。

今回の修理でも同じですが、エンジンが始動できないときは、電気系か燃料系のどれかが故障している場合が多いのです。電気が来ていれば燃料系を疑いますが、目に見えない信号部分はテスターを使用するしかなく、導通テスターや自己診断機能を使用するためのテスターはこの先必需品になるのです。

それらのスキャンツールは高額になるのですが、故障診断をするのには必ず使います。現在市販されている車には、テスターを接続するための端子が装備されているので、エンジンチェックランプが点灯した場合は、かならずテスターを接続し、故障信号を読み取ります。

入庫してから診断と修理が早くなるとお客さんとの信頼関係も良くなるのです。車も進化しますが、整備技術も向上していかなければならない時代です。